"The Japanese government on Wednesday estimated the direct damage from a deadly earthquake and tsunami that struck the country's northeast this month at 16-25 trillion yen ($185-308 billion), making it the world's costliest natural disaster."
Source: Reuters
1995年の阪神大震災で、$100billionの被害規模だった。今回はそれを上回り、日本のGDPの6%程度に相当する。これには、これからの電力不足や、原子炉からの放射能などの影響は加味されていない。
グローバルマネジメントブログ
国内事業会社と海外MBAでの経験を生かしグローバルマネジメントをテーマにトピックスをまとめています
2011年3月23日水曜日
2011年3月19日土曜日
Cisco最初の株式配当へ
"NEW YORK (AP) -- Cisco Systems Inc., the world's largest maker of computer networking gear, on Friday said its first-ever cash dividend will amount to 6 cents per share and will be paid on April 20."
Source: AP
Microsoftは2003年から配当を実施。近年Ciscoも成長が踊り場となり(ある意味成熟し)、配当を決定したものと思われる。問題は、配当支払い及び近年のBuy BackのためにCashが必要。手持ちのCashの大半が海外子会社に存在し、Repatriateする際にUS Tax 35%を支払う必要が出てくる。他に配当を支払わない企業は、Apple, Dell, eBayなどがある。
Source: AP
Microsoftは2003年から配当を実施。近年Ciscoも成長が踊り場となり(ある意味成熟し)、配当を決定したものと思われる。問題は、配当支払い及び近年のBuy BackのためにCashが必要。手持ちのCashの大半が海外子会社に存在し、Repatriateする際にUS Tax 35%を支払う必要が出てくる。他に配当を支払わない企業は、Apple, Dell, eBayなどがある。
2011年3月18日金曜日
円史上高値76.53円/ドルへ
"The yen fell from historic highs Friday after the Group of Seven major industrialized nations promised coordinated intervention in currency markets to support Japan's recovery from a catastrophic earthquake and tsunami."
Source: AP
Yenが76.53/ドルと、史上最高値に。日本復興のため、(投機目的も含め)円の需要が高まったのが背景。G7(US、カナダ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、日本)が協調し為替市場へ介入発表後、80円台に戻り。共同で、ドル買いを行うものとみられる。
Source: AP
Yenが76.53/ドルと、史上最高値に。日本復興のため、(投機目的も含め)円の需要が高まったのが背景。G7(US、カナダ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、日本)が協調し為替市場へ介入発表後、80円台に戻り。共同で、ドル買いを行うものとみられる。
2011年3月14日月曜日
日本の震災の経済への影響(金融政策、国債、株価、原油など)
"TOKYO (Reuters) – Japanese stocks fell 6 percent and long-term government bond yields rose on Monday as investors expected the massive earthquake and tsunami that devastated the country's northeast to take a toll on the economy and require significant government borrowing."
Source: Reuters
日銀は資金注入による一層の金融緩和策を実施(the same day funding)。これにより短期的なSettlementをスムーズに行う、あるいは資金コストを押し下げる効果がある。また、短期、長期政府国債のスプレッドが拡大している。これは、例えば日本の保険会社が長期国債を損害カバーの補てん資金のために売却を検討しいることが、長期国債金利の上昇につながっている。(また今後の政府の中長期的な財政コスト需要も国債金利上昇の後押しになる。国債の需要を上昇させるためには金利上昇が必要)天災の場合、基本的に保険会社の株は下落し、建設会社は上昇する。1995年の阪神大震災のときもゼネコンは市場をアウトぱフォームした。
"SINGAPORE – Oil prices dropped to near $99 a barrel Monday in Asia after a massive earthquake and tsunami devastated northeastern Japan and threatened to send the world's third-largest economy into recession."
Source: AP
原油価格下落。理由の一つは、日本の現在、5つのうちの3つのRefineryが稼働停止になっており、それがCrude Oil需要を押し下げている。日本は世界第三位のオイル消費国(4.5million Barrel /day)である。
Source: Reuters
日銀は資金注入による一層の金融緩和策を実施(the same day funding)。これにより短期的なSettlementをスムーズに行う、あるいは資金コストを押し下げる効果がある。また、短期、長期政府国債のスプレッドが拡大している。これは、例えば日本の保険会社が長期国債を損害カバーの補てん資金のために売却を検討しいることが、長期国債金利の上昇につながっている。(また今後の政府の中長期的な財政コスト需要も国債金利上昇の後押しになる。国債の需要を上昇させるためには金利上昇が必要)天災の場合、基本的に保険会社の株は下落し、建設会社は上昇する。1995年の阪神大震災のときもゼネコンは市場をアウトぱフォームした。
"SINGAPORE – Oil prices dropped to near $99 a barrel Monday in Asia after a massive earthquake and tsunami devastated northeastern Japan and threatened to send the world's third-largest economy into recession."
Source: AP
原油価格下落。理由の一つは、日本の現在、5つのうちの3つのRefineryが稼働停止になっており、それがCrude Oil需要を押し下げている。日本は世界第三位のオイル消費国(4.5million Barrel /day)である。
2011年3月11日金曜日
中国インフレ率4.9%, さらなる金融引き締めへ
Mar 11, 2011
"Chinese inflation topped expectations in February at 4.9 percent and looks set to climb further in coming months, adding to pressure for another dose of monetary tightening." Reuters
中国では過去に過度のインフレで暴動が起きたこともあり、それも政府の懸念材料。これまで、インフレ対策として1)金利上昇、2)銀行のReserve Requirementの増加、3)Price capの利用を行ってきた。政府側はCPIは、4%のキープを目標にしている。最近になり、元の切り上げも(現在$1=6.573 Yuan)インフレ対策になるという意見も出てきている。今のところ、中国のインフレに対しておおむね楽観的。
"American International Group (AIG.N) offered on Thursday to buy back, for $15.7 billion cash, mortgage-backed securities the U.S. government took off the bailed-out insurer's hands during the financial crisis." Reuters
92%の株式を政府がするAIGがresidential mortgage-backed securities (RMBS)を政府から買い戻し、自社のPortfolioに組み入れ。AIG救済の際には、Maiden Lane IIというSPV(Special Purpose Vehicle)を設立し、AIGの複数の子会社からRMBSを買い取った経緯がある。
"Chinese inflation topped expectations in February at 4.9 percent and looks set to climb further in coming months, adding to pressure for another dose of monetary tightening." Reuters
中国では過去に過度のインフレで暴動が起きたこともあり、それも政府の懸念材料。これまで、インフレ対策として1)金利上昇、2)銀行のReserve Requirementの増加、3)Price capの利用を行ってきた。政府側はCPIは、4%のキープを目標にしている。最近になり、元の切り上げも(現在$1=6.573 Yuan)インフレ対策になるという意見も出てきている。今のところ、中国のインフレに対しておおむね楽観的。
"American International Group (AIG.N) offered on Thursday to buy back, for $15.7 billion cash, mortgage-backed securities the U.S. government took off the bailed-out insurer's hands during the financial crisis." Reuters
92%の株式を政府がするAIGがresidential mortgage-backed securities (RMBS)を政府から買い戻し、自社のPortfolioに組み入れ。AIG救済の際には、Maiden Lane IIというSPV(Special Purpose Vehicle)を設立し、AIGの複数の子会社からRMBSを買い取った経緯がある。
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